国際ネットワークハブ認定

ヘテロ集積研究拠点

半導体・量子のインタラクティブ強化、垂直型ヘテロデバイス集積化技術
 本研究拠点のねらいは「半導体」と「量子」を融合開発し、AI システム開発における基盤を構築することにある。
 半導体デバイス、特にロジックデバイスは様々な産業や製品の中心的なコンポーネントであり、半導体の開発や生産能力が国家の安全保障や経済力に大きく影響する。半導体の開発や生産において、国家レベルでの競争や戦略が進んでおり、我が国でも半導体戦略が大きく見直され、国策半導体ロジック製造企業の立ち上げや大規模な開発投資が進んでいる。さらに半導体はカーボンニュートラル政策にも非常に重要な戦略物資となっている。
 一方で従来の半導体の微細化限界や量産開発費の高騰などから、非ノイマン型論理演算手法でパラダイムシフトを起こす可能性のあるデバイスとして、量子コンピュータに大きな注目が集まっている。
 これらを融合、発展的に開発することによって、神奈川県を「半導体」「量子」R&D クラスター拠点を構築し、世界をリードする拠点とすることを最終目的とする。