ロボティクス・メカトロニクス研究拠点

ロボティクス・メカトロニクス最先端技術の研究開発
我が国は急速な少子高齢化に伴う人口及び労働力の減少やサービス業などにおける労働生産性の低さなど、多くの課題に直面している。これらの問題に対処するために、メカトロニクスやロボット技術のような高度な技術が重要となる。これらの技術は、支援行為や労働力の供給、危険な環境での作業代行といった面で、これらの問題解決に寄与する可能性がある。しかし、これらの技術は機械工学や電気工学など、さまざまな基幹工学分野にまたがる広範な領域であり、これらの分野の単独での発展だけでなく、それらの緊密な連携による総合的な発展が必要である。本学工学研究院には、メカトロニクスとロボット工学を専門とする研究者が多く在籍しており、それぞれが国際的なレベルでの研究教育活動を行っている。このため、本研究拠点を通じて、研究者間および産業界とのより緊密な連携を図り、本学の国際的な競争力をさらに向上させること、そして最先端技術の産業界への普及を通じて社会への貢献を目指すことが重要である。これにより、我が国が直面する課題に対して、効果的な解決策を提供することが期待される。