地球環境対応型の未来都市デザイン研究拠点

超スマート都市 エリアマネジメントプラットフォームの構築
2050年には世界人口の約7割が都市に集中すると予測される中、脱炭素社会実現に向けて都市のGX(グリーン・トランスフォーメーション)が求められている。また、わが国では地震が活動期に入ったと言われているとともに、地球温暖化の影響と考えられる風水害も頻発するなど、自然災害のリスクが増大している。これからの都市は、脱炭素化、自然災害のリスク増大に対応しつつ、知的生産拠点、急増する高齢者の生活環境などの質の高い空間を実現する必要がある。そのためには、関連する多分野の研究者、ステークホルダーが連携し、科学的知見を創出、共有、深化させ、社会実装につなげることが求められる。そこで本研究拠点では、上記の課題に関わる多分野の研究者が、科学的データや情報、知見を共有しながら協働研究を行って、脱炭素社会に貢献し、自然災害リスクへのレジリエンスを有する、健康・快適で魅力ある都市のデザイン・マネジメントに関わる成果を挙げ、実装に向けて取組むことを目的とする。